実は勤めている時に一度、本気で辞めようかと思ったことがあります。
体もしんどくて、気持ちも追いつかなくて。
「もうええかな」と思った夜、
昔から来てくださっているお客様からLINEが入りました。
「次いつ空いてます?」
それだけのメッセージです。
特別な言葉は何もありません。
でも、その一文で
「あ、まだ必要とされてるんや」と思いました。
美容師は特別な仕事ではないかもしれません。
でも、誰かの生活の一部にはなれる。
それに気づいたとき、
もう少し続けてみようと思いました。
今も正直、余裕がある日ばかりではありません。
でも、予約表に名前が並ぶたびに、
背筋が少し伸びます。
僕はたぶん、
ここで、もう少しだけ頑張るんやと思います。


