白髪を見つけた時の気持ちは、人によって違います。
「まあ仕方ない」と笑える日もあれば、急に気になってしまう日もあると思います。分け目を変えてみたり、前髪で隠してみたり、出かける前に何度も鏡を見たり。そういう小さなことが、毎朝少しずつ疲れになることがあります。
僕は、白い毛を全部悪者にしたくありません。
しっかり染めて安心できるなら、それはいい選択です。少し明るくしてぼかすほうが楽になるなら、それもいい。あえて全部を隠しすぎないほうが自然に見える方もいます。
大事なのは、誰かの正解をそのまま持ってこないことです。
前に、お客様が「もう暗く染めるしかないと思ってました」と言われたことがあります。その時、僕は少し明るさを足す提案をしました。派手にするためではなく、伸びてきた時に気持ちが沈みにくくなるように。
髪は毎日見るものです。
だからこそ、がんばって隠すだけではなく、自分が少し楽でいられる形を一緒に考えたいです。


