「髪質改善と縮毛矯正、どっちがいいですか?」
この質問、かなり多いです。名前だけ見るとどちらも髪がきれいになりそうなので、迷いますよね。
原因がわかると早いです。
うねりを整えたいのか、手触りやまとまりを良くしたいのか。そこがまず大事です。
髪質改善は、髪の状態を整えて扱いやすくするためのケアです。
手触りや艶、まとまりのサポートには向いています。ただ、強いクセや湿気で戻るうねりをしっかり伸ばすには、縮毛矯正の方が向いていることがあります
。逆に、クセが強くないのに無理に縮毛矯正をする必要がない場合もあります。
この前のお客様も「髪質改善でクセも伸びますか?」と聞いてくださいました。
髪を触ってみると、表面のぱやっとした毛よりも、内側のうねりが広がりの原因になっていました
なので、髪質改善だけで全部を解決しようとすると少し物足りない可能性があることをお伝えしました。そこで今回は、根元から中間は縮毛矯正で整えて、毛先はケアを重視する方向に。
私が大切にしているのは、メニュー名で決めないことです。
今の髪に必要なものが何かを見てから決めたいです
。縮毛矯正が必要なところ、ケアで十分なところ、カットで整えた方がいいところ。
全部を一つのメニューに任せすぎると、かえって遠回りになることもあります。

夏は特に、湿気でクセが出やすくなります。
冬はなんとなくまとまっていた髪が、急に扱いにくく感じる方もいます。
これは髪質が急に変わったというより、湿度で隠れていたクセが出てきたような状態です。
だから夏前は、一度髪の状態を確認しておくと安心です。
施術中も、私は手触りを何度も見ます。薬剤を流した後、乾かす前、アイロン前、仕上げの前。
少しずつ確認しながら進めます。
派手なことではないですが、髪に無理をさせすぎないためには必要な工程です。
最後に「家でも扱いやすいはずです」と言える状態を目指しています。
メニュー選びで迷っている方は、「縮毛矯正をしたい」より先に、「何が一番困っているか」を教えてください。朝の広がりなのか、手触りなのか、湿気の日だけなのか。
そこから一緒に考えます。
みなさんは今、クセを整えたいですか?それとも手触りを良くしたい気分ですか?

