40代になって、ファンデーションの塗り方を少し変えました。
若い頃は、気になるところを隠すために重ねることが多かったです。でも最近は、重ねるほど元気に見えるかというと、そうでもない日があります。むしろ少し薄い方が、表情がやわらかく見えることもあります。
髪でも似たことがあります。艶を出したいからといって、スタイリング剤をたくさんつければいいわけではありません。量が多すぎると重く見えます。必要なところに、必要な分だけ。メイクも髪も、結局ここなんですよね。
ハリトスのコルセットファンデーションは、私の中では“しっかり隠すため”というより、肌を自然に整えて見せたい時に話しやすいファンデーションです。名前は少し強めですが、お客様に説明する時は、引き締まって見えるような印象や、ハリ感のあるメイク仕上がりを目指すものとしてお伝えしています。断定しすぎないことは大事です。

先日、カットの後にメイクの話になったお客様がいました。「昔のファンデが最近しっくりこないんです」と。これは本当によく聞きます。肌が悪くなったというより、似合う質感が変わったのかもしれません。マットすぎると少し疲れて見える、ツヤが強すぎると落ち着かない。その間を探す時期があるんだと思います。
その方には、ハリトスを手の甲で少し試していただきました。お客様が「塗った感が強すぎないのはいいですね」と言われていて、そこは大人のファンデ選びでかなり大事なところです。全部を隠そうとすると、肌も気持ちも少し重くなります。自然に整って見えるくらいが、普段にはちょうどいい場合があります。
合いそうなのは、40代から60代くらいで、厚塗り感が苦手になってきた方。仕事の日、久しぶりに人に会う日、髪をきれいにした後に肌も少し整えたい日。そういう場面に向いていると思います。少量から使って、顔の中心を整えるくらいで十分きれいに見える方もいます。

私自身、大人のメイクは“隠す作業”ではなく、“疲れて見えないように整える作業”だと思うようになりました。髪を整えた日に、肌も軽く整っていると、鏡の中の印象が少しやさしくなります。
次回は、帰省前に髪と肌をどこまで整えるか、現実的に書きます。

