朝はいい感じだったのに、駅に着く頃にはぺたん。おでこに汗をかいたら、端っこだけうねる。前髪込みでメイクしてきてるのに、前髪だけ途中で帰ろうとします。困ります。
この前、前髪カットのお客様が「家では可愛いんですけど、外に出ると急に反抗します」と言っていて、表現が最高でした。わかります~。家の鏡ではあんなに素直だったのに、外の湿気に会った瞬間、別人になります。
夏の前髪対策で大事なのは、スタイリング剤をつけすぎないことです。崩れたくないから固めたくなるのですが、汗をかく季節は重くなったり、束っぽく見えたりすることがあります。前髪は軽めに、根元をしっかり乾かして、必要なら毛先だけ少し整えるくらいが自然です。
お風呂上がりは、前髪を一番先に乾かしてください。これ、本当に大事です。スキンケアして、スマホを見て、飲み物を取ってからだと、前髪が先に自分の形を決めています。左右に軽く振りながら根元を乾かして、最後に下ろす。これだけで翌朝の扱いやすさが変わりやすいです。

商品でいうと、前髪には重いオイルより、軽いミストやバームをほんの少しが使いやすいです。顔まわりに使うものは、つける量がかなり大事。お客様にもよく「米粒より少なくていいです」と言います。少なすぎるかな、くらいから始める方が失敗しにくいです。
カラーも前髪の見え方に関係します。顔まわりが明るすぎると、汗で束になった時にパサついて見えることがあります。夏は顔まわりだけ少し色味を落ち着かせるのもありです。特にベージュやラベンダー系は、柔らかく見えやすいので前髪ありさんにも可愛いです。
前髪は小さい範囲なのに、気分への影響が大きいです。だから私は、カットもケアもかなり細かく見ます。前髪が夏を乗り切れると、朝の自分が少し助かります。

