こんにちは、半田です。
シャンプー中って、急に会話が止まる瞬間があります。
さっきまで「今日暑いですね~」とか「そのカラー可愛いですね~」って話していたのに、お湯を流し始めると、ふっと静かになる。あの空気、私はけっこう好きです。
気まずい無言じゃなくて、ちょっと休憩みたいな無言です。
美容室に来るまでに、仕事して、家のことして、予定を調整して、やっと座ってくださっている方も多いと思います。だからシャンプー台では、無理に会話しなくても大丈夫です。寝そうなら寝てください。こちらは「今、眠りの入口ですね」と静かに見守ります。笑
この前のお客様も、シャンプーが終わったあとに「今、返事してました?」と聞かれて、たぶんしてなかったです、となりました。
でも全然いいんです。むしろ、少しでも力が抜けていたならよかったなと思います。シャンプー中の返事、夢と現実の間くらいの声になることありますよね。
私はシャンプーに入る時、お湯の温度や力加減ももちろん見ますが、お客様が話したい日なのか、静かに過ごしたい日なのかも少し気にしています。最初の会話のテンポや、目元の力の抜け方で「今日はゆっくりモードかな」と感じることがあります。外れていたらすみません。たまに読みすぎます。笑
お客様と話していて思うのは、美容室に来る理由って髪だけじゃない日もあるということです。髪を染めたい、切りたい、整えたい。その目的はもちろんあるけど、ついでに少し休みたい、誰かに髪を洗ってもらいたい、何もしない時間がほしい。そういう気持ちもあると思います。
この前、母にも「美容室のシャンプーって、なんであんな眠くなるん?」と聞かれました。
母も家ではずっと動いているタイプなので、目を閉じて座っていられる時間が貴重なんだと思います。40代以上のお客様と話していても、そこはすごく感じます。普段、誰かのために動いている方ほど、シャンプー台でふっと静かになる気がします。
トリコのシャンプー時間が、会話してもいいし、寝てもいいし、何も考えなくてもいい時間になればいいなと思っています。
返事が途中でふわっと消えても、こちらでちゃんと受け止めますので安心してください。笑


