こんにちは、半田です。
営業中、店内で流れている音楽をふと聴いて、「あ、この曲好き」と思うことがあります。
ドライヤーの音にまぎれていたり、お客様との会話でちゃんとは聴こえなかったりするんですが、サビだけ急に耳に入ってくる時があります。美容室って、音が多い場所ですよね。
この前、カラーの準備をしている時に流れていた曲をお客様が小さく口ずさんでいて、思わず「その曲好きですか?」って聞いてしまいました。そこから学生時代によく聴いていた音楽の話になって、気づいたら髪色の話より少し盛り上がっていました。
こういう脱線、私は好きです。
最近の曲ももちろん聴きますし、SNSで流行っている音源もつい覚えてしまいます。リールやTikTokで何回も流れてくると、曲名は知らないのに歌える、みたいなことありませんか。お客様とも「この音源、よく流れてきますよね」って話になることがあります。そこから最近のヘアアレンジやメイクの流行りの話につながったりします。
でも、40代以上のお客様とお話していると、私の母が聴いていた曲が出てくることもあって、それも楽しいです。
母が家で流していた曲って、ちゃんと自分の中に残っているんですよね。お客様に「え、それ知ってるの?」と言われると、ちょっと嬉しくなります。美容室の会話って、年代が違っても急に同じところで笑える瞬間があります。
音楽の話をしていると、その方の雰囲気が少し見えてきます。
しっとりした曲が好きな方、テンションが上がる曲が好きな方、昔から同じアーティストを聴いている方、流行りをどんどん追う方。髪型と直接関係ないようで、実はその人らしさが出る気がします。
この前のお客様は、落ち着いた雰囲気の方だったのですが、ライブに行くくらい好きなアーティストの話になると急に表情が明るくなりました。その瞬間、「この方、少し遊びのあるカラーも似合いそう」と思いました。もちろん派手にするという意味ではなく、ほんの少しだけいつもと違うニュアンスを入れる感じです。
お店の日常には、こういう小さい会話の入口がたくさんあります。
髪の悩みから始まる日もあれば、音楽、ドラマ、食べ物、家族の話からその人らしさが見える日もあります。
トリコに来た時、店内の音楽でふと思い出す曲があったら、教えてください。
そこから似合う髪のヒントが見つかることも、けっこうあります。


