こんにちは、初田です。
最近、香りを少し気にするようになりました。
シャンプーやスタイリング剤だけではなく、部屋に置くものや、お風呂上がりに使うものもです。
昔はそこまで考えていませんでした。
でも疲れている日ほど、香りで気持ちが変わることがあります。
きっかけは、寝る前まで頭が仕事モードのままの日が続いたことでした。
体は疲れているのに、なんとなく寝つきが悪い。
朝起きても少し重い。
そういう日は、髪もいつもより扱いにくい気がします。
お店でも、香りの話になることがあります。
仕上げに使ったオイルで、
「これ、落ち着きますね」
と言っていただくことがあります。
香りは、髪そのものを急に変えるものではありません。
でも、その時間の感じ方は変えてくれます。
髪の手入れって、疲れている日は少し面倒です。
乾かさなきゃ。
つけなきゃ。
整えなきゃ。
そう思うと、余計に重く感じます。
でも、好きな香りのミルクを毛先につける時間なら、少しだけ気分が違うかもしれません。
ドライヤーまでの流れが、少しやわらかくなる感じです。
先日も、仕上げの時に香りの軽いオイルを使ったら、お客様が
「このまま寄り道したくなりますね」
と笑ってくださいました。
髪型だけじゃなく、香りまで含めて気分が変わる。
そういう瞬間は、美容室らしくていいなと思います。
生活を急に整えるのは難しいです。
早く寝ましょう、と言うのは簡単ですが、毎日そうはいきません。
だから、眠る前に少し落ち着く香りを選ぶ。
お風呂上がりに深呼吸できるものを置く。
そんな小さいことでいいと思います。
髪を整えることは、気持ちを整えることと少し似ています。
僕にとって香りは、そこに戻るための小さなきっかけです。


